Cultural Center for Tsutsujigaoka / つつじヶ丘の文化複合施設 / by kono yurika

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壁は人の活動を制限する。その役割を保ちつつも、その場所での多彩な活動をつくりだすことはできないだろうか。

つつじが丘の文化複合施設では、壁になりきれないものをつくることで、そこに多義性を生み出し、使い手の活動を支えることを行った。空間を隔てていた壁たちは一度分解され、くぐることができる枠となり、透過する薄いガラスとなり、また部屋へとつづく扉となり、揺らめきながら稼働する銀色のカーテンとなる。さらにこれらの壁のようなものたちには色が付けられ、利用者が開けたり、くぐったり、ひっくり返したり、引っ張ったりすることで、身体とそれらの動きが強調される。壁のようなものたちと人と、そこでの活動が一体となって空間が動き出す。

駅からほど近い幹線道路沿いに位置し、ダンススクールや本屋、塾、商店街の集会場となるつつじが丘の文化複合施設、ここでは壁のようなものたちによって、使い手とともに出来事やパフォーマンスをつくり出していくことを考えた。